2024/06/27
防災・危機管理ニュース
オウム真理教による松本サリン事件から30年となった27日、松本広域消防局は、長野県松本市内の施設で、サリンなどの特殊災害を想定した訓練を実施した。
訓練は毎年実施しているが、事件の節目の年になるため、報道向けに公開された。
特殊災害対応隊や救助隊の隊員ら約60人が訓練に参加。屋内施設でのイベント中に液体がまかれたとの想定で、防護服を着用した隊員らが検知器で液体を分析し、負傷者に見立てた人形を運んだ。
訓練後、同消防局の越口※(※匡の王が玉)浩警防課長は「隊員のスキルを維持できるように連携を確認し、いつ有事が起きても対応できる組織をつくっていきたい」と話した。
〔写真説明〕サリンなどの特殊災害を想定した訓練で、防護服を着て負傷者に見立てた人形を運ぶ消防局の隊員ら=27日午前、長野県松本市
(ニュース提供元:時事通信社)
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