海外リスク
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トルコ、隣国のクルド組織拠点を空爆=首都テロの報復
【イスタンブール時事】トルコ国防省は24日、首都アンカラ近郊の大手軍需企業を襲撃した反政府武装組織クルド労働者党(PKK)への報復として、23日から24日にかけて隣国のシリア北部とイラク北部の「テロ拠点」47カ所を空爆し、多数の戦闘員を殺害したと明らかにした。
2024/10/24
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労組が賃上げ拒否、スト継続=7~9月期は赤字9400億円―米ボーイング
【ニューヨーク時事】米航空機大手ボーイングの労働組合は23日、経営側が提案した4年間で35%の賃上げを柱とした労働協約を否決した。投票した組合員の6割が反対した。1カ月に及ぶストライキが継続し、経営に一層打撃を与えそうだ。
2024/10/24
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G20、世界経済の不確実性議論=開発金融改革で合意―財務相会議開幕
【ワシントン時事】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が23日(日本時間24日)、米ワシントンで開幕した。2日間の会議は、中国経済減速やウクライナ、中東情勢の混迷に加え、米大統領選後の政治・経済情勢への不透明感が広がる中で開催。
2024/10/24
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「精密ミサイル」初導入と主張=イスラエルの軍関連工場標的か―ヒズボラ
【カイロ時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは23日、イスラエルとの交戦で初めて「精密誘導ミサイル」を使用したと主張した。新型のドローンも導入したという。実態は不明だが、声明では国境地帯やイスラエル深部への攻撃を激化していると述べ、徹底抗戦の構えを示した。
2024/10/24
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BRICS、西側制裁に懸念=「拡大」「反米」に温度差も―ロシア主導で首脳宣言採択
新興国グループ「BRICS」首脳会議は23日、ロシア中部カザンで少人数・全体会合を行い、西側諸国による制裁がもたらす悪影響に「深い懸念」を示す成果文書「カザン宣言」を採択した。新興5カ国の枠組みにイランやエジプトなどが加盟して以降初めての「ロシア主導のサミット」。
2024/10/23
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マックハンバーガーが原因か=O157で高齢者死亡―米CDC
【ニューヨーク時事】米疾病対策センター(CDC)は22日、米ファストフード大手マクドナルドが販売したハンバーガーに関連した集団食中毒で、高齢者が腸管出血性大腸菌O(オー)157感染症により死亡したと発表した。同社のハンバーガーが原因の可能性があり、感染源となった食材の特定を急ぐ。
2024/10/23
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中国、BRICS拡大に前のめり=米欧への対抗軸狙い
【北京時事】中国の習近平国家主席は22日、ロシア訪問を開始し、24日までの日程で新興国グループ「BRICS」首脳会議に参加する。米欧主導の国際秩序の切り崩しを図る習政権は、新興・途上国と連携して対抗軸を構築したい考えで、加盟国の拡大に前のめりだ。
2024/10/23
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ウクライナ人口、800万人減=ロシア侵攻で出生率も低下―国連
【ベルリン時事】国連人口基金は22日、ウクライナの人口が2022年2月のロシアの侵攻開始以降、約800万人減少したと発表した。AFP通信が伝えた。国外避難民が670万人を超えている上、出生率も大幅に低下したという。 。
2024/10/22
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北朝鮮派兵に段階的対抗=ウクライナ武器支援も―韓国
【ソウル時事】韓国大統領府は22日、緊急の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、北朝鮮によるロシア派兵への対応を協議した。ロ朝軍事協力の進展に応じて「段階的な対抗措置を取る」と表明した。 大統領府は声明で、前線投入の準備のためロシア極東に駐屯している北朝鮮兵の「即時の撤収を求める」と訴えた。
2024/10/22
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大型の台風20号発生=24日フィリピン北部へ―気象庁
気象庁は22日、フィリピンの東海上で午前3時に大型の台風20号が発生したと発表した。24日に同国北部付近を経て、25日以降は南シナ海を西へ進むと予想され、日本は影響を受けない見込み。 20号は22日午後3時、同国の東海上を時速20キロで西へ進んだ。
2024/10/22
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ミャンマーの中国公館で爆発=建物損壊、死傷者なし
【北京時事】中国外務省の林剣副報道局長は21日の記者会見で、ミャンマー中部マンダレーにある中国総領事館で18日、爆発があったと明らかにした。死傷者は出なかったが、建物の一部が損壊したという。 報道によると、ミャンマー国軍は爆発について「テロリスト」の犯行だと発表。
2024/10/21
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軍民両用品の輸出規制強化=米欧批判かわす狙いか―中国
【北京時事】中国政府は19日、軍民両用品の輸出規制について定めた条例を公布した。12月1日に施行する。中国が軍事転用可能な製品をロシアに売却し続け、ウクライナ侵攻の長期化を招いているとの米欧の批判をかわす狙いとみられる。
2024/10/21
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ヒズボラ系金融機関に空爆=イランからの資金源根絶狙う―米迎撃システムの配置完了・イスラエル
【カイロ時事】イスラエル軍は20日夜から21日未明にかけて、レバノン国内の金融機関の関連施設数十カ所を空爆した。イスラエル軍が21日、発表した。軍は金融機関について、イスラム教シーア派組織ヒズボラの活動を「資金面で支えていた」と主張。
2024/10/21
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ヒズボラ関連の金融機関にも攻撃=レバノンで24カ所に避難勧告―イスラエル軍
【カイロ時事】レバノンの国営メディアは20日、イスラエル軍が各地でイスラム教シーア派組織ヒズボラ関連とされる金融機関の建物に攻撃を加えたと報じた。首都ベイルート南郊だけでも11カ所に上るという。ヒズボラの資金網に打撃を与える狙いがあるとみられる。
2024/10/21
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ロシアでBRICS首脳会議=22日から、世界の多数派アピール
ロシア中部カザンで22~24日、新興国グループ「BRICS」首脳会議が開かれる。プーチン大統領が議長を務め、中国の習近平国家主席やインドのモディ首相らが出席。
2024/10/21
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減少する中国赴任希望=日系企業、人材確保に懸念―男児刺殺1カ月
【北京時事】中国広東省深センで日本人学校の男児が刺殺された事件から18日で1カ月。中国では日本人が巻き込まれる殺傷事件が続き、在留邦人は不安を募らせている。日本企業からは「中国赴任希望者はさらに減るだろう」(北京の電機大手)と、中国ビジネスへの影響を心配する声が出ている。
2024/10/19
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乏しい情報、消えぬ不安=通学再開も手探りの安全対策―男児刺殺事件1カ月―中国・深セン
【香港、北京時事】中国南部・広東省深セン市で登校中の日本人男子児童(10)が刃物で刺され死亡した事件は、18日で発生から1カ月となった。男児が通っていた日本人学校は通学を再開したが、中国側は依然として犯行動機を明らかにしていない。事件に関する情報は乏しく、児童や保護者の不安は払拭されていない。
2024/10/19
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正恩氏「悪縁断ち切った」=韓国との道路・鉄道爆破で―北朝鮮
【ソウル時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、韓国につながる道路と鉄道の爆破について、「単に物理的閉鎖という意味を超え、ソウルとの悪縁を断ち切り、つまらない同族意識や統一という非現実的な認識をきれいに払拭したものだ」と表明した。朝鮮中央通信が18日伝えた。
2024/10/18
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ハマス最高指導者、死亡の可能性=イスラエル軍、ガザで作戦―遺体収容、シンワル氏か確認中
【カイロ時事】イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラム組織ハマスの最高指導者ヤヒヤ・シンワル氏が死亡した可能性があり、確認作業を進めていると発表した。軍の声明によれば、ガザでの作戦で「テロリスト3人」を殺害し、うち1人についてシンワル氏かどうか調べている。
2024/10/17
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邦人20人乗った観光バス横転=病院で検査、命に別条なし―トルコ
【イスタンブール時事】トルコ西部アフヨンカラヒサルで17日、日本人観光客20人とガイド1人が乗った大型バスが幹線道路を走行中に横転した。地元当局によると、乗客は病院で検査を受け、うち2人が治療を受けている。在トルコ日本大使館によれば、全員命に別条はないという。 事故原因など詳しい状況は不明。
2024/10/17
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X、デジタル市場法の対象外に=欧州委が決定
【ロンドン時事】欧州連合(EU)欧州委員会は16日、米X(旧ツイッター)について、巨大IT企業による自社サービスの優遇などを禁じた「デジタル市場法(DMA)」の適用対象にしないと発表した。事業者と消費者を結び付ける重要なプラットフォームに当たらないと判断した。
2024/10/16
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マハティール氏が入院=今年3度目、マレーシア元首相
【クアラルンプール時事】マレーシアのマハティール元首相(99)が15日に首都クアラルンプール市内の国立心臓病研究所に入院したことが16日、明らかになった。同氏の側近によると、「下気道感染症の治療と休息、経過観察」が目的で、25日には退院する予定。入院は今年に入り3度目となった。
2024/10/16
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航空機への爆破予告相次ぐ=2日で10件、大使館注意喚起―インド
【ニューデリー時事】インドで航空機に対するSNSを通じた爆破予告が相次いでいる。いずれのケースも爆発物は見つかっていないが、引き返したり行き先を変更したりする便が続出。在インド日本大使館は「巻き込まれた際には航空会社の指示に従い、冷静な対処を」と呼び掛けている。
2024/10/16
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ケース・ディスカッションで学ぶ実効性を高める内部統制フレームワーク講座
本研修では、社会システムの転換という大きな流れを捉えた上で、近年数多く発生している企業不祥事をケースとして、内部統制システム(リスクマネジメント・コンプライアンス)の本質的意味を探求し、リスクマネジメントやコンプライアンス担当に必要な素養を習得します。
2024/10/16
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レバノン停戦拒否=ヒズボラの再武装を警戒―イスラエル首相
【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は15日、フランスのマクロン大統領との電話会談で、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘について「レバノンが元通りになる一方的な停戦に反対する」と述べ、ヒズボラの武装解除を伴わない合意を拒否する考えを示した。イスラエル首相府が発表した。
2024/10/16