2024/10/21
防災・危機管理ニュース
【カイロ時事】レバノンの国営メディアは20日、イスラエル軍が各地でイスラム教シーア派組織ヒズボラ関連とされる金融機関の建物に攻撃を加えたと報じた。首都ベイルート南郊だけでも11カ所に上るという。ヒズボラの資金網に打撃を与える狙いがあるとみられる。
これに先立ちイスラエル軍はX(旧ツイッター)への投稿で、ベイルート南郊や東部ベカー高原などの24カ所の標的を地図で示し、500メートル以上離れるよう避難を勧告していた。ロイター通信によると、ヒズボラ関連の金融機関はレバノン全土に30以上あるという。
イスラエル軍報道官は、ヒズボラの後ろ盾であるイランが「どのように民間機関やNGOなどを通じて資金提供しているかを今後数日で明らかにする」と語った。
〔写真説明〕20日、ベイルート南郊で、イスラエル軍の攻撃を受け立ち上る煙(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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