2025/05/23
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】米首都ワシントンでイスラエル大使館員2人が射殺された事件で、米司法当局は22日、中西部イリノイ州シカゴ在住のイライアス・ロドリゲス容疑者(30)を殺人などの容疑で訴追した。当局は動機の解明を進め、テロ容疑でも捜査を継続。さらなる訴追を検討している。
トランプ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は同日電話会談し、事件やイスラエルがパレスチナ自治区ガザで続ける大規模な軍事作戦などについて協議した。ネタニヤフ氏は、事件を「反ユダヤ主義」と非難したトランプ氏の対応に謝意を示した。両政府が公表した。
事件は21日、ワシントン中心部のユダヤ人に関する博物館の近くで発生。容疑者は拘束される際に「パレスチナを解放せよ」と連呼した。米連邦捜査局(FBI)は容疑者が事件前にSNSでパレスチナに関する投稿をしていた可能性があるとして、捜査を進めている。
〔写真説明〕銃撃現場近くの路上でイスラエル国旗をまとった男性=22日未明、米ワシントン(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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