企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】6月号

DXの潮流の下でビジネスが高度化し、さまざまな便益が社会にもたらされるようになりました。一方、デジタル環境の拡大とともにシステム依存が高まり、ITリスクやサイバーリスクが増大、セキュリティマネジメントが強く求められるようになっています。

 

セキュリティの役割はいまや、情報資産の防御、インシデント対応の域にとどまりません。事業を守り、顧客と従業員を守り、しかしデジタル化はさらに加速させる。そのためには全体最適を視座に、安全性と利便性、リスクとパフォーマンスをバランスする取り組みが必要です。DX時代に求められるセキュリティの姿を探りました。

 

リスク環境が激変する時代、危機管理担当者の存在意義はますます大きくなっています。いま世界で何が起きているのか、それは企業にどのような影響を及ぼすのか。リスクマネジメントの推進にあたって押さえておきたい時局の動き、今回はインド・パキスタン情勢と気候変動適応について解説します。