日本列島は24日、太平洋高気圧や上空のチベット高気圧に覆われて晴れ、大幅に気温が上がる所が多かった。気象庁によると、京都府福知山市で今年全国最高の39.4度となったほか、福島県伊達市で39.3度を観測。35度以上の猛暑日になった所は今年最多の296地点(午後5時時点)に上り、全国観測点の3割を超えた。
 北海道では中国大陸から流れ込む暖気や西風によるフェーン現象の影響も加わり、北見市で39.0度など、統計史上最高気温を更新する所が続出した。北海道史上初の40度と予想された帯広市は38.8度を観測した。
 25日も厳しい暑さが続く見通しで、東・西日本の大半の都府県のほか、北海道の網走・北見・紋別地方に熱中症警戒アラートが出された。 
〔写真説明〕一時、目盛りの最高点に達したJR帯広駅前の温度計=24日午後、北海道帯広市
〔写真説明〕強い日差しの中、日傘を差して歩く人=24日午後、北海道帯広市

(ニュース提供元:時事通信社)