【カイロ時事】米イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、湾岸諸国で油田や石油施設などの被害が相次いでいる。イランによる原油輸送の要衝ホルムズ海峡の実質的な封鎖も継続。ロイター通信は16日、大半が同海峡を経由するイランや湾岸諸国からの原油輸出量が、紛争前と比べて少なくとも6割減少したと報じた。
 報道によると、アラブ首長国連邦(UAE)は南部シャー油田・ガス田と東部フジャイラで無人機攻撃を受け、火災が発生した。AFP通信は情報筋の話として、アブダビ国営石油会社(ADNOC)がフジャイラで貯蔵タンクへの原油の受け入れ作業を停止したと伝えた。
 一方、イラクでは南部マジュヌーン油田に無人機2機が飛来した。1機は電波塔を直撃。1機は米企業の事務所を標的にしていたという。 
〔写真説明〕炎上するエネルギー施設=14日、アラブ首長国連邦(UAE)東部フジャイラ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)