【ベルリン、パリ時事】ドイツのワーデフール外相は9日に声明を発表し、イスラエルによるカタール首都ドーハでの攻撃について「容認できない」と非難した。カタールの領土的主権を侵害し、イスラム組織ハマスが拘束している人質の解放が危ぶまれると指摘した。
 ワーデフール氏はまた、カタールによる和平仲介の取り組みに謝意を表明。ハマスに対しても「武器を捨て、イスラエルへのテロ攻撃を放棄する」よう求めた。
 一方、フランスのマクロン大統領はSNSへの投稿で、イスラエルとハマスの戦闘が中東全体に「拡大してはならない」と訴えた。 
〔写真説明〕カタールの首都ドーハで起きた爆発で立ち上る煙=9日、AFPTVの映像より(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)