2026/03/10
防災・危機管理ニュース
東日本大震災は11日で発生から15年となった。復興庁によると、全国の避難者は2万6281人(2月1日現在)。東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県では今も7市町村の一部地域で避難指示が続いており、帰還を諦める住民も少なくない。国の基本方針を定めた「第2期復興・創生期間」は3月末で終わる。来年度からの5年間は、除染で生じた「除去土壌」の最終処分や住民の帰還促進など福島県への支援に重点を置く。
警察庁によると、宮城県内で発見された遺骨の身元が昨年、岩手県山田町の女児=当時(6)=のものと判明したため、死者は前年より1人増えて1万5901人、行方不明者は2519人。岩手、宮城両県に身元の分からない53人の遺体がある。復興庁の発表では災害関連死は昨年末時点で3810人に上る。
11日は岩手、宮城、福島各県で自治体主催の追悼式典が開かれ、地震発生時刻の午後2時46分に関係者が黙とうする。
東電は昨年、福島第1原発3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の本格的な取り出し時期を当初の2030年代初頭から37年度以降へと修正した。政府と東電が目標とする51年までの廃炉完了は極めて厳しい状況にある。
〔写真説明〕東日本大震災の追悼施設「釜石祈りのパーク」で手を合わせる人たち=10日午後、岩手県釜石市
〔写真説明〕東日本大震災の発生から15年を前に、石巻南浜津波復興祈念公園で手を合わせる人。奥は震災遺構の門脇小学校=10日午後、宮城県石巻市
(ニュース提供元:時事通信社)


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