2026/03/10
防災・危機管理ニュース
東日本大震災から15年を迎えるのを前に、時事通信が2月に実施した世論調査で震災発生当時の記憶が風化していると感じるかを聞いたところ、65.4%が「感じる」と回答した。記憶の風化を防ぐためにできることを複数回答で聞くと、半数以上が報道や体験記に接することを挙げた。
東日本大震災の発生当時の記憶が風化していると感じるかについては、「とてもそう感じる」が12.8%で「そう感じる」は52.6%に上った。これに対し、「まったくそう感じない」は4.1%、「あまりそう感じない」は26.8%だった。
そこで、記憶の風化を防ぐために自分ができると思うことを7項目から複数回答で聞いた。最多は「関連する報道やドキュメンタリー、体験記に接する」の53.1%。「当時の経験や記憶を家族や友人と話題にする」28.2%、「東日本大震災に関する展示などを鑑賞する」23.2%、「被災地の復興を支援するためのふるさと納税や寄付をする」22.7%が多かった。
以下、「当時の経験や記憶を対外的に発信する」16.6%、「被災地や震災遺構を訪れる」15.7%、「災害ボランティアに参加する」8.5%の順だった。
調査は2月13~16日、全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は55.7%。
〔写真説明〕震災遺構「茶茶丸パーク時計塔」の時計は、津波が襲った午後3時25分で止まっている=2024年3月、岩手県大船渡市
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
- 優先投資対象に61製品=AIロボット、半導体など選定―成長戦略会議
- モバイル電池も回収対象に=小型家電リサイクル法に追加―政府
- 「船舶保険料」上乗せ海域拡大=中東情勢の緊迫化で―損保大手
- 震災記憶、65%が「風化」=防ぐために報道や体験記を―時事世論調査・東日本大震災15年
- 高校生の6割が誤回答=福島第1原発の運営主体―伝承館調査・東日本大震災15年
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/10
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/03/05
-
ネット風評被害を叩き企業の信頼を守る
ネット社会の「カイシャの病院」として企業の風評被害を治療・予防するソルナは昨年7月、代表交代をともなう事業承継を行いました。創業者の三澤和則氏が代表取締役を退任し、新たに安宅祐樹氏が就任。これまでのサービス価値をさらに高め、企業の信頼の基盤を保全していく構えです。新社長の安宅氏に事業承継の経緯と今後の展望を聞きました。
2026/03/02
-
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方