2026/03/16
防災・危機管理ニュース
政府は16日、石油備蓄の放出を始めた。米国とイスラエルのイラン攻撃によるホルムズ海峡の事実上の封鎖を受けた措置で、放出に踏み切ったのは2022年以来4年ぶり。同日から民間分の備蓄(国内消費量の15日分)を放出し、国家備蓄については3月下旬にも放出する予定だ。
封鎖の影響で、現地から日本に到着する原油タンカーの数が今月20日ごろには大幅に減ると見込まれており、備蓄放出で石油関連製品の供給途絶を防ぐ。
16日付の官報で、石油精製事業者などに義務付けている備蓄量を70日分から55日分に引き下げる告示を出した。民間在庫は昨年末時点で101日分で、国内の製油所のタンクに保管されている。
在庫を146日分保管している国家備蓄も、30日分程度を3月下旬にも放出する。民間分と政府分を合わせた放出量は45日分に相当する約8000万バレルとなる。
〔写真説明〕首相官邸=東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

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