2026/04/01
防災・危機管理ニュース
【ワシントン、イスタンブール時事】トランプ米大統領は3月31日、対イラン軍事作戦について、「おそらくあと2、3週間で任務を完了する」と表明した。同時に、イランとの停戦協議が「その前に合意に至る可能性もある」と強調した。トランプ氏は米東部時間4月1日午後9時(日本時間2日午前10時)、イラン情勢に関して国民向けに演説する。
イランのペゼシュキアン大統領も31日、欧州連合(EU)のコスタ大統領との電話会談で、米イスラエル両国との戦闘の終結に向け、「必要な意思を持っている」と述べた。ただ、戦闘の再発を防ぐための保証を求めているとも説明した。イラン国営メディアが報じた。
米イスラエルとイランの交戦開始から1カ月が過ぎ、双方から戦闘終結に向けた発言が相次いだ。一連の発言を受け、早期終結の期待感から世界の株式相場は総じて上昇した。
トランプ氏は1日、SNSで「『イラン新体制の大統領』が停戦を申し入れてきた」と主張。イランによって事実上封鎖されている原油輸送の要衝ホルムズ海峡が「開放され、自由になった時点で検討する」と表明した。
トランプ氏は3月31日、「私の目標はただ一つ、彼らに核兵器を持たせないことだ。その目標は達成された」と明言した。また「フランスやその他の国が石油やガスを手に入れたいなら、ホルムズ海峡を通過して自力で対処するだろう。われわれは一切関与しない」と訴えた。トランプ氏はSNSでも各国に自力での石油調達を要求していた。
ヘグセス米国防長官は31日、対イラン軍事作戦に関して「今後数日間が決定的に重要となる」と指摘した。また、「合意が成立しなければ、(戦闘を)継続する準備ができている」とし、地上部隊投入も検討していることを明らかにした。
米イスラエルとイランの交戦はなお続いている。ロイター通信によると、クウェートでは国際空港の燃料タンクにイランの無人機攻撃があり、大規模な火災が発生した。米軍はイラン内陸部の地下軍事施設に精密誘導弾を投下するなど、爆撃を続けている。
〔写真説明〕トランプ米大統領(写真左)とイランのペゼシュキアン大統領(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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