2025/12/17
防災・危機管理ニュース
アスクルは17日、物流システムを使用した商品出荷を再開した。10月19日に発覚したサイバー攻撃を受けてシステムの稼働を停止していたが、約2カ月ぶりに再開した。当面は東京都と埼玉県の物流センター計2カ所から出荷するが、残る全国の主要8拠点も順次再開し、受注・配送サービスの全面復旧を急ぐ。
都内の物流センターで記者団の取材に応じた同社の吉岡晃社長は、サービスが滞っていることについて「多くのお客さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と陳謝。その上で「セキュリティーガバナンスの抜本改革を実施することで使命を果たしていきたい」と再発防止に全力を挙げる考えを示した。
同社は10月末から一部の商品についてファクスで注文の受け付けを再開していた。今後はシステムの再稼働を踏まえ、コピー用紙など需要の高い品目を中心に、注文に応じられる商品を増やしていく方針だ。吉岡氏はサービスが本格的に復旧する見通しについて、「安全稼働を見定めて、順次(全国の物流センターの)再開を果たしていく」と述べるにとどめた。
〔写真説明〕アスクルの物流センターで、記者団の取材に応じる同社の吉岡晃社長=17日、東京都江戸川区
〔写真説明〕アスクルの物流センターで、発送する商品を仕分けするスタッフ=17日、東京都江戸川区
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/28
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方