2026/04/21
防災・危機管理ニュース
日銀が27、28両日に開く金融政策決定会合で、追加利上げを見送る方向で検討に入ることが20日、分かった。中東情勢の緊迫化が長引き、先行き不透明感が依然として払拭できないためだ。日銀は、米国とイランの停戦交渉の行方などを会合ぎりぎりまで見極めた上で最終判断する。
植田和男日銀総裁は、原油価格の高騰の影響について、「物価上振れのリスクと景気下振れのリスクが両方ある」と説明している。さらに、供給網の目詰まりで石油関連製品の流通混乱が深刻化すれば、幅広い業種で減産を余儀なくされ、景気が大きなダメージを受ける恐れがある。
日銀は、米とイランが和平協議で合意に達しても供給混乱がすぐには解消しない可能性があり、利上げのタイミングは慎重に判断すべきだとの見方に傾いている。このため、日銀内では、少なくとも6月の会合まで待つべきだとの意見がある。
日銀は昨年12月に政策金利を0.75%に引き上げたが、依然として「金融環境は非常に緩和的だ」(植田総裁)と分析している。利上げが後手に回れば、インフレ圧力がさらに強まるリスクもある。
〔写真説明〕日銀本店=東京都中央区
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 金利
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/01
-
-
暗黙知を形式知へ、10年の徹底改善が生きた
熊本市の工務店・新産住拓株式会社(小山英文社長)は、2016年の熊本地震や近年相次ぐ豪雨災害を通じて災害対応を磨き上げてきた。発生当日は、約3割の社員が定休日で社長も不在という条件下にもかかわらず、地震発生から50分で社員の安否確認をおおむね完了し、2時間後にはホームページや顧客専用サイトで被害受付を開始した。
2026/08/24
-
-
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方