2026/04/24
防災・危機管理ニュース
国土交通省は、植物由来の原料や廃食油などから製造する「持続可能な航空燃料(SAF)」の普及に向け、航空便の利用者が調達費の一部を負担する制度を創設する方針だ。運賃に上乗せして徴収する方式を検討。有識者会議での議論を踏まえ、今夏までに制度の骨格をまとめ、2030年ごろの開始を目指す。
SAFは、木くずや回収した廃食油などから製造され、温室効果ガスの排出量を大幅に削減できる。国内の航空会社では主に国際線で利用されている。政府は、30年までに国内航空会社が使用する燃料の10%をSAFに置き換える目標を掲げている。
ただ、SAFの価格は原油から製造される航空燃料の2倍以上に上るため、国交省は調達費の負担の一部を利用者に広く求める制度の設計に乗り出した。各空港は運賃に上乗せする形で利用者から空港使用料を徴収しており、この方式を活用する案などを検討する。
英ロンドンのヒースロー空港では、SAFと通常の航空燃料の価格差の半額を旅客や貨物便の荷主の負担で賄う制度がある。国交省はこうした海外の事例も参考に、負担の水準など制度の具体化を進める考えだ。
〔写真説明〕「持続可能な航空燃料(SAF)」の給油作業=2025年7月、東京・羽田空港
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- SAF
防災・危機管理ニュースの他の記事
- はしか急増、自治体に緊急説明会=ワクチン接種呼び掛け―上野厚労相
- 料金への影響、7~8月に本格化=中東混乱で発電燃料高騰―電事連会長
- SAF、30年にも利用者負担=航空運賃に上乗せ、制度設計へ―国交省
- NY株、反落=ソフトウエア銘柄軟調
- 中国が米先端AI技術「窃取」=トランプ政権、対抗措置検討
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/21
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20
-
-
-
-
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/04/05








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方