2026/05/12
防災・危機管理ニュース
総務省が12日発表した3月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は33万4701円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.9%減少した。マイナスは4カ月連続。中東情勢悪化による物価高への懸念から節約志向が高まり、外食など食料への支出が抑えられた。自動車関係の減税措置の実施を前に車の購入が控えられたことも下押しした。
食料は2.9%減と、2カ月連続で減少した。このうち外食は2.9%減と6カ月ぶりのマイナス。総務省によると、ガソリン価格の高騰などを背景に車による移動が控えられたことも影響した。酒類も19.8%の減少。昨年4月のビール類の一斉値上げ前に生じた駆け込み需要の反動とみられる。このほか自動車等関係費が27.0%減少。自動車購入時にかかる税金である環境性能割の今年3月末の廃止を前にした買い控えが影響した。
一方、家事用消耗品は、3.7%増と10カ月ぶりに増加。中東危機による供給不安や値上げへの不安から、ポリ袋やラップ、トイレットペーパーなどの買いだめが起きたとみられる。
〔写真説明〕東京・浅草橋のやきとんを出す居酒屋で飲食する客=4月15日(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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