2026/05/27
防災・危機管理ニュース
米バイデン政権下で2021~23年に初代国家サイバー長官を務めたクリス・イングリス氏が26日、都内で時事通信のインタビューに応じた。企業や官公庁を標的にしたサイバー攻撃が増える日本について「過去20~30年にわたり展開してきたシステムが、多くの弱点を抱えている」と指摘。老朽化したシステムの刷新に向け、「官民連携のパートナーシップを構築しなくてはならない」と訴えた。
日本国内では、「レガシーシステム」と呼ばれる保守運用が困難となった古いシステムが依然使用され、サイバー攻撃対策やデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の障害になると指摘されてきた。イングリス氏は、日本政府の官民連携の取り組みについて「中期的には実行している」と評価しつつ、「ITインフラのレジリエンス(回復力)を高めるための投資を検討し、長期的にあらゆるリソースを動員して対処する必要がある」と強調した。
また、米アンソロピックが開発した最新人工知能(AI)モデル「クロード・ミュトス」の対応策を巡っては、「脆弱(ぜいじゃく)性のないシステムを構築する方法を見つけ出すことが重要だ」との見解を示した。
〔写真説明〕インタビューに答えるクリス・イングリス元米国家サイバー長官=26日午後、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- サイバー攻撃
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/10/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/10/05
-
-
-
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方