2026/05/28
防災・危機管理ニュース
米国発の新型AI「クロード・ミュトス」がサイバー攻撃に悪用される脅威が高まるなか、国内の重要インフラも対象になるリスクがあるとして、国土交通省は28日、東京都千代田区の同省内で、民間事業者と対話する会合を開いた。航空や鉄道、物流などの6分野の業界団体代表らが集まり、金子恭之・国交相ら同省幹部らと意見交換を行った。金子国交相は、事業者の経営層に対して、必要な対策を確実に取るよう要請。傘下の関係事業者にも周知するよう求めた。さらに、民間を支援するために、同省内に事業者向けの相談窓口を新たに設置する方針を明らかにした。
会合は「AI性能の高度化を踏まえた国土交通分野のサイバーセキュリティ対策強化に関する官民対話」。
対象となった航空、空港、鉄道、水道、物流、港湾の6分野から、それぞれ業界団体の代表らが集まった。民間の出席者からは、「関係機関と緊密に連携して、分野全体で対応力を高めていくことが不可欠だ」との指摘があったという。
一方、国交省側からは、AIの高性能化により、システムの脆弱性を発見する能力が急速に向上するなどしている現状を説明。悪用されればサイバー攻撃がより高速で大規模に行われる恐れがあることなどが指摘された。
そうした情勢を踏まえ、「サイバーセキュリティ対策には、企業のシステム担当者だけでなく、経営層がコミットしてリーダシップを発揮することが重要」(国交省情報政策課長の中野晶子氏)といった方向性が説明されたという。
- keyword
- ミュトス
- インフラ
- 国交省
- サイバーセキュリティ
- AI
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/10/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/10/05
-
-
-
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方