いつ噴火してもおかしくない浅間山のふもとで、BCPを策定した中小企業がある。群馬県嬬恋村にある総合建設業の渡辺建設。公共投資の大幅な削減や長引く景気の低迷により、平成10年頃、100人以上いた社員は34人に、売り上げは当時の3分の1ほどに減った。それでも「地域を守る」という強い意識のもと、浅間山が噴火しても事業を継続させられる体制を築き上げている。

全文を読む 2009年7月号vol.14より