東京電力は9日、再稼働直後に機器の不具合で運転停止した柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の原子炉を午後2時に再起動させたと発表した。当面は出力を調整しながら慎重に点検を行い、3月18日の営業運転開始を見込む。順調に進めば、2011年の福島第1原発事故以降で東電の原発として初めての営業運転となる。
 13年10カ月ぶりとなった再稼働では、核分裂反応を抑える制御棒の不具合が相次いだ。当初の予定より約3週間遅れているが、東電は「一つ一つ作業を進めながら、何かあれば適切に対処していきたい」(稲垣武之所長)としている。
 東電によると、午後3時20分に核分裂反応が連続する「臨界」に達した。その後、徐々に炉内の圧力を上昇させ、16日に発送電を開始する。 
〔写真説明〕東京電力柏崎刈羽原発=2025年11月、新潟県柏崎市

(ニュース提供元:時事通信社)