気象庁は3日、6月の天候まとめを発表した。晴れた日が多かった北日本の平均気温は平年を2.2度上回り、1946年の統計開始以来、6月としての最高記録を更新。内訳でも北海道が2.5度、東北が1.9度上回り、記録を更新した。東日本は平年を1.0度、西日本は0.5度上回り、沖縄・奄美地方は0.1度下回った。
 主な都市の6月平均気温は札幌が19.3度、青森が19.9度、仙台が21.6度となり、いずれも統計史上最高記録を更新した。
 降水量は、6月2~3日に梅雨前線と台風2号の影響で大雨になった東日本が平年比179%と多く、北日本は131%、西日本は111%だった。沖縄・奄美は104%でほぼ平年並み。
 日照時間は北日本が平年比111%と長かった。東日本は101%、西日本は94%、沖縄・奄美は91%だった。 

(ニュース提供元:時事通信社)