【イスタンブール時事】ウクライナ西部の中心都市リビウで6日、ミサイル1発が集合住宅を直撃し、同国内務省によると、少なくとも5人が死亡、36人以上が負傷した。ロシアがウクライナ侵攻を開始した昨年2月以降も比較的安全な状況にあったリビウでこうした被害が出るのは異例。
 ゼレンスキー大統領は「ロシアのテロリストによる攻撃」と非難。クリメンコ内相は通信アプリ「テレグラム」で、集合住宅の3、4階部分が破壊されたと明らかにした。リビウのサドビー市長によれば、多数の家屋や自動車に被害が出ており、ホテルや仮設住宅を住民の避難所として確保する方針という。 
〔写真説明〕6日、ウクライナ西部リビウで、ミサイル攻撃により破壊された住宅や車(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)