気象庁は1日、7月の天候まとめを発表した。平均気温は太平洋高気圧などの影響で全国的に高かった。北日本は平年を2.8度上回り、1946年の統計開始以来、7月の最高記録を更新。内訳でも北海道が2.9度、東北が2.7度、それぞれ平年を上回って同様に更新した。東日本は2.0度、西日本は1.1度、沖縄・奄美地方は0.5度、平年を上回った。
 観測地点ごとの7月平均気温も最高記録を更新した所が多かった。北海道根室市は平年差プラス4.1度の19.0度、仙台市は同3.7度の26.6度、東京都心(千代田区)は同3.0度の28.7度だった。
 降水量は、梅雨前線で大雨になった時期があったものの、全国的に少なかった。北日本と西日本が平年比89%、東日本が58%、沖縄・奄美が79%。東日本のうち関東甲信は45%だった。
 日照時間は沖縄・奄美が平年比99%だった以外は長く、北日本が126%、東日本が149%、西日本が109%だった。 

(ニュース提供元:時事通信社)