2024/03/19
防災・危機管理ニュース
19日の金融市場では、日銀のマイナス金利政策解除は想定通りで材料が出尽くしたとの見方から、円安・株高が進んだ。東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=150円49銭まで急落。日銀が解除と併せて国債買い入れペースを当面維持する方針を決めたことで「緩和的な金融環境」が続くとの見方が広がり、円売り・ドル買いが強まった。午後5時現在は150円26~26銭と、前日比1円14銭の大幅な円安・ドル高。
東京株式市場の日経平均株価の終値は、前日比263円16銭高の4万0003円60銭に続伸し、6日以来約2週間ぶりに4万円の大台を回復した。円安を受けて自動車株が上昇したほか、低金利環境が続くとの安心感から大手不動産株も買われた。
債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債(第373回債)の流通利回りは、日銀の決定後にいったん上昇したものの低下に転じ、前日比0.030%低い0.725%と、約2週間ぶりの低水準となった。
〔写真説明〕1ドル=150円台に下落した円相場を示すモニター=19日午後、東京都中央区
〔写真説明〕4万円台を回復して終えた日経平均株価を示すモニター=19日午後、東京都中央区
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月14日配信アーカイブ】
【5月14日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:行動指針の意義
2024/05/14
-
-
情報セキュリティーは個人のリスク目線では通用しない
学生時代からパソコンを使いこなしてきた人が新入社員に多くいる昨今ですが、当然、個人と会社ではセキュリティーの重心が違います。また、人事異動で新たに着任した社員も、業務が変われば情報資産との関わり方が変わり、以前と同じ意識でのぞめばよいとは限りません。新年度にあたり、情報セキュリティーのルールは特に徹底したいところです。
2024/05/10
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方