2024/05/28
ニュープロダクツ
アライドテレシスは、サイバー攻撃被害の軽減を目的とした組織体制の構築を支援するクラウド型インシデントレスポンス訓練基盤「NetQuest Platform」を提供する。テレワークの普及により、企業のインシデントレスポンス訓練実施の準備や調整の難しさが課題となっていることを受け、事前の準備や調整の時間・コストを抑えながら実環境に即した組織全体の継続的な訓練実施を可能にするSaaS型訓練基盤として開発したもの。
同訓練基盤は、クラウド上のプラットフォームを利用するため、場所の確保や事前の設備準備が要らず、インターネット環境とブラウザがあればどこからでも受講可能。他部署や外部組織とのコミュニケーションや対応指示を重視し、離れた拠点間で行われるコミュニケーションの難しさなど、現実に起こり得る課題を体験できる。キックオフから結果報告まで最短4カ月で提供する。
キックオフ後は、まず同社が受講企業・団体から対象インシデントや対象組織、要望をヒアリングしてシナリオを作成。受講側でファシリテーターを立てる場合には、訓練前にシナリオに沿ってファシリテーターを対象とした教育を実施する。
訓練は、各参加者が所属する環境でクラウド上のプラットフォームにログインして開始。インシデント状況を付与する資料や、インシデント判断に関する質問が各参加者に提示され、インシデント対応の回答によってシナリオが変化し、次の状況が付与されるといったリアルな状況を想定する。
ファシリテーターによる訓練の進行や質問への回答は、チャット機能で遠隔から行われる。参加者の進捗状況が可視化されるため、進行できてないチーム・部署へのフォローがしやすくなる。
また、同訓練では、各参加者のインシデントレスポンスに対して評価・採点を行い、レーダーチャートなどで訓練部署の弱点を表示する。アンケートによる成熟度チェックでは、技術面に偏ることなく、有事の際の優先度の判断や、他部署や外部組織との連携、コミュニケーションスキルも対象として評価する。訓練の約1週間後には評価結果レポートを使用したレビューを開催し、エスカレーションフローや対応策の脆弱性・修正ポイントを明確化する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/06/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/02
-
-
-
失われた危機意識を取り戻す災害図上訓練で自分ごと化 ミツバ
どのメーカー系列にも属さず、複数の自動車メーカーや1次サプライヤーに四輪と二輪用の電装部品を供給する独立系のサプライヤーであるミツバ(群馬県桐生市、日野貞実代表取締役社長)。近年、過去に考えられた災害対策が、途絶えつつあった。同社では“自分ごと化”で従業員の危機意識を高めるため、災害図上訓練を実施。参加者の意欲が高まり、対策用の新たな要望が集まるなど、確実な手応えを感じている。
2026/05/26
-
-
-
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方