連載
-
第1回 インターネット新時代の労務リスク
編集部注:「リスク対策.com」本誌2014年5月25日号(Vol.43)掲載の連載を、Web記事として再掲したものです。(2016年5月13日)1.IT技術の進化に伴い発生する新たな労務問題 インターネットの歴史は、1960年代に始まります。
2014/05/25
-
最終回 戦後日本のアメリカ流マネジメント手法の導入
1.品質管理(Quality Control)導入の過程 我が国における品質管理(QualityControl)導入の過程については、1997年8月刊行の「日科技連創立50年史」に詳述されています。
2012/11/25
-
第5回 家庭電器大手の業績について
1.電機業界 50年間の回顧私は昭和 30 年代の後半、都市銀行の企業調査部門で電機業界の業界調査を担当していました。当時、電機業界は重電機・通信機・工業計器・家庭電 器の順に分類され、家庭電器は新興勢力で業界最下 位に位置付けられていましたが、最も成長している分野でした。
2012/09/25
-
第4回 リスクマネジメントの実践における経営的視点の欠如
1.東日本大震災に対する企業の対応に関する報告書の指摘東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会の中間報告書は、「原子力の災害対応に当たる関係機関や関係者、原子力発電所の管理・運営に当たる人々の間で、全体像を俯瞰する視点が希薄であったことは否めない」 としています。
2012/07/25
-
第3回 東日本大震災の関係報告書に見るわが国企業における危機管理の問題点
東日本大震災の企業の対応に関する報告書はいくつも作成されています。東京電力福島第一原子力発 電所の事故に関するものが多いですが、電力に並んで社会の重要なインフラである金融関係の報告書も あります。それらは、わが国企業の危機管理について、共通の問題点を浮き彫りにしています。
2012/05/25
-
第2回 我が国における BCP (事業継続計画 ) の問題点
1.BCP の生成過程と問題点 もともとアメリカでは 「Disaster Recovery Plan : 災害復旧計画」として「災害発生時にどう対応する か」が議論されていました。日本でも「企業の地震 対策」は以前から重要なテーマでした。
2012/03/25
-
第1回 リスクコストで見えるアメリカと日本の違い
1. アメリカにおけるリスクマネジメントの発展アメリカにおけるリスクマネジメントは、企業が損害保険を掛けるにあたり、いかに有利に損害保険を購入するかという視点で生まれ育ってきています。
2012/01/25
-
第5回 (最終回)リスクファイナンスの重要性について
企業では一般に 「想定外のリスク」は「起こらない」と整理していると思われます。「起こらない」こと に対しては、もちろん対策などは立てません。東京電力の現在の状況は、リスク発生時のキャッシュフロー・リスクマネジメントの重要性を改めて大いに 認識させられる事態です。
2011/11/25
-
第4回 東京電力の現状と将来の見通し
今年3月11日に発生した東日本大再震災後の東京 電力の状況について、私はキャッシュフロー・リスクの視点から分析しておりますが、その過程で考えさせられることが多々あります。
2011/09/25
-
第3回 東京電力だけを責めて何になる!?
東日本大震災における東京電力の状況については、すでに十分すぎるほど各マスコミで議論されているわけですが、本稿では、リスクファイナンスの視点から、問題の本質がどこにあるのか、今後、東京電力がどのような姿になっていくのかを考えてみたいと思います。
2011/05/25
-
第2回 雪印乳業はメインバンクの支援で危機を乗り越えた
平成12 年(2000 年) 度、私はある大学院のリスクマネジメント論の聴講生でした。雪印乳業の事故直後の7月上旬、担当教授から電話があり、「今日テレビ番組で雪印乳業の事故についてコメントをするのですが、あなたは雪印乳業は倒産すると思われますか」と尋ねられました。
2011/03/25
-
第1回 雪印乳業の事故は会社をつぶすに値するのか
平成12年(2000年)6月30日以降、新聞に報道された雪印乳業㈱大阪工場の加工乳中毒事件はもう皆様の記憶からは大分薄れているかもしれません。私は、主としてキャッシュフロー・リスクの視点からこの事件を分析しておりますが、その過程で色々考えさせられることがありました。
2011/01/25