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危機管理2022[特別版]
リスク対策.comは2022年の年頭にあたり、リスク管理・危機管理の観点から昨年を振り返るとともに、今後重点を置くべき対策と活動を展望すべく、防災・BCP、リスクマネジメント分野の専門家12人に「2022年企業が取り組むべきこと」をテーマに寄稿をいただきました。多様な視点からの分析と提言は、間違いなく今年の計画の参考になるはずです。PDFにまとめましたので、ぜひご活用ください。
2022/01/25
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強さを増す脅威に企業はどう立ち向かうか
新型コロナ感染症をはじめ、昨年も豪雨や地震、事件・事故などさまざまな危機が日本社会を襲いました。企業は何を教訓とし、何に取り組めばよいのでしょうか。リスク対策.comは「レジリエンス」「オールハザード」をキーワードに、防災科学技術研究所の林春男理事長にインタビュー。昨年の災害・事故を振り返りながら、日本社会の課題と企業が果たすべき役割、取り組みの方向性を語っていただきました。年頭の言葉として紹介します。
2022/01/16
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平時の事業に「自助」「共助」の仕掛け盛り込む
住宅会社の三承工業は災害時の自立支援を念頭に事業を展開。外国人顧客の防災教育、避難施設として利用可能な庭付き住宅の提案、地元の小学生を巻き込んだワークショップなど、地域社会のレジリエンスに大きな役割を果たしています。一昨年は自社のBCPも策定し、いざ災害に見舞われた際の初動体制と復興支援体制を明確化しました。平時のレジリエンス活動と一体でまわし、企業価値のさらなる向上を目指します。
2022/01/15
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緊急事態を乗り越えるための勘どころ
第5回:バックアップ:練習場所の手配
この連載は、事故や災害など突発的な危機が発生した際にどう対応すべきかを、架空の地域サッカークラブが危機に直面したというストーリーを通して、危機対応のポイントを分かりやすく紹介していきます。第5回は
2022/01/12
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レジリエンスとオールハザードBCP
コロナ禍の収束はみえないながらも、巨大災害への備えを真剣に考えるべきときです。2022年年頭のインタビューは防災科学技術研究所の林春男理事長に登場いただき、昨年の災害を振り返りながら、日本社会の課題と企業が果たすべき役割、取り組みの方向性を語ってもらいました。事例紹介においても、巨大災害に備えるライフライン企業と自治体の取り組みをピックアップ、訓練の模様を中心に紹介しています。
2022/01/05
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緊急事態を乗り越えるための勘どころ
第4回:当事者どうしの協力:野球チームの合流
この連載は、事故や災害など突発的な危機が発生した際にどう対応すべきかを、架空の地域サッカークラブが危機に直面したというストーリーを通して、危機対応のポイントを分かりやすく紹介していきます。第4回は「協働する相手と全体像を共有する」。
2021/12/22
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『教訓から何を学ぶのか』(その2)
前回は、様々起こり得る危機事象の種類に因らず、結果として経営リソースが大きなダメージを受けた際にも、お客様との信頼関係を損なうことなく、より強固で長期的な関係性を維持することを目指して策定するBCPと、BCMの本質について触れました。今回は、柔軟かつ臨機応変に対応できる、企業の永続性につながる強い組織力、組織のレジリエンスについて考えてみます。
2021/12/19
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『教訓から何を学ぶのか』(その1)
様々起こり得る危機事象の種類に因らず、結果として経営リソースが大きなダメージを受けた際にも、お客様との信頼関係を損なうことなく、より強固で長期的な関係性を維持することを目指して、柔軟かつ臨機応変に対応でき、且つ企業の永続性につながる強い組織力について考えてみます。
2021/12/15
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緊急事態を乗り越えるための勘どころ
第3回:キーパーソン判明:意外と面倒な状況
この連載は、事故や災害など突発的な危機が発生した際にどう対応すべきかを、架空の地域サッカークラブが危機に直面したというストーリーを通して、危機対応のポイントを分かりやすく紹介していきます。第1回h「当面の活動目標を決める」。
2021/12/01
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緊急事態を乗り越えるための勘どころ
第2回:見えない状況:原因はどこに?
この連載は、事故や災害など突発的な危機が発生した際にどう対応すべきかを、架空の地域サッカークラブが危機に直面したというストーリーを通して、危機対応のポイントを分かりやすく紹介していきます。第1回h「当面の活動目標を決める」。
2021/11/21
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緊急事態を乗り越えるための勘どころ
第1回:事件発生!練習できない?
この連載は、事故や災害など突発的な危機が発生した際にどう対応すべきかを、架空の地域サッカークラブが危機に直面したというストーリーを通して、危機対応のポイントを分かりやすく紹介していきます。第1回h「当面の活動目標を決める」。
2021/11/08
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レジリエントな街づくりを支えるデジタル活用
いざというときに備えた日ごろの意識改革
自分の生活に密着した情報やサービス、災害のように自分や家族の命に直結する切迫した状況に適応した情報の提供には高いニーズがある一方で、望まれる情報やサービスの提供主(本連載においては自治体を念頭においています)にとっては、災害時のリアルタイム情報発信やパーソナライズサービスの提供はハードルの高い取組みでもあります。
2021/07/28
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レジリエントな街づくりを支えるデジタル活用
突然の災害に備えるためには日ごろの意識と行動改革が大切
2021年7月3日に発生した熱海市の土石流被害に見舞われた方々に対し、心よりお悔やみ申し上げます。また、今現在も捜索活動に従事していらっしゃる皆さま、ご自身の身の安全にどうか万全の注意を払っていただき、一人でも多くの方が救助されることを願います。災害が起こるたび、「first responder」といわれる初動対応従事者の方々のご活動に頭が下がります。本当にありがとうございます。
2021/07/08
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第147回:英国の洪水リスクとその対策の有効性に対する定量評価
英国における洪水リスクと洪水対策の有効性を定量的に評価したもの。洪水による損失と、堤防などの洪水対策にかける費用を一定の条件のもとに試算して、洪水対策の有効性を検討している。
2021/07/06
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レジリエントな街づくりを支えるデジタル活用
デジタルガバメントに関する住民ニーズ調査の結果
本連載では、全国4,000人強を対象としたデジタルガバメントに関する住民ニーズ調査の結果をご紹介しています。これまでの内容を振り返ってみましょう。
2021/06/23
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第146回:国際的な災害リスク研究プロジェクトの直近10年間の成果
自然災害が社会へ与える影響を軽減するために、世界各国で行われているさまざまな研究成果の統合活用を目指している国際研究プログラム「IRDR」。今回紹介する報告書は、そのIRDRによる直近10年間の研究活動の成果をまとめたものだ。
2021/06/22
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第145回:事例から学ぶ、ネットワークおよび調整能力の重要性
今回紹介するのは、英国のRoyal Academy of Engineeringによる、レジリエンスの強化にエンジニア的な視点を採り入れることを提言した報告書。タイプの異なる4つの緊急事態を事例に、そこから得られた教訓がまとめられている。
2021/06/15
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レジリエントな街づくりを支えるデジタル活用
近隣コミュニティーとのつながり、暮らしの満足感がパーソナライズへのニーズを高める
前回、デジタルサービスに関する住民ニーズとして、緊急時に自分や家族に必要な情報提供に高いニーズがあることをご紹介しました。リアルタイムな情報提供にも高いニーズがありました。ニーズの高かった項目には、「自分や家族に必要な情報」あるいは「自分の年齢や家族構成に合った情報」というキーワードが入っています。一人一人、あるいは家族の状況に合わせた情報やサービスの提供という観点から、本稿ではこれらのサービスを総称してパーソナライズサービスと呼ぶことにします。
2021/06/04
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第140回:世界のBCM関係者が今後起こり得る脅威をどのように評価しているか(2021年版)
新型コロナウイルスのパンデミックは、リスク・脅威の評価をにも大きな影響を与えた。BCMの専門家や実務者による非営利団体であるBCIが毎年発表している「Horizon Scan Report」の2021年版でも、その影響が色濃く表れている。
2021/03/30
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第139回:英国規格協会による「組織レジリエンス」指標に関する調査結果(2021年版)
BSI(英国規格協会)が、独自開発した組織レジリエンスの評価指標「Organizational Resilience Index」に基づいて行った調査結果の2021年版。存続年数が50年を超える組織の評価結果が16ある指標全てにおいて明らかに低くなっているという「意外」な結果が出た。
2021/03/23
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第128回:コミュニティーのレジリエンスの測定方法に関する研究の現状とこれから
今回紹介する論文は西ノルウェー研究所の研究者が今年発表した、コミュニティーのレジリエンスのモデリング、測定、および可視化に関する研究の系統的文献レビュー。77の文献を分析、コミュニティーのレジリエンスの特性を抽出している。
2020/12/22
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第127回:公共事業に関する組織のレジリエンスを測定するためのアンケート調査例
今回紹介する論文は組織のレジリエンスを測定するための手法の開発を試みたもの。組織のレジリエンスをどのような観点から評価すべきかという点について、多くの示唆を与えてくれる。
2020/12/15
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第126回:津波に被災した地域コミュニティーのレジリエンスを評価した事例
今回紹介する論文はインドネシア大学の研究者によるもの。2018年12月22日にインドネシアで発生したスンダ海峡津波で被災した地域のコミュニティーのレジリエンスを、「ICRR」という手法で評価した結果がまとめられている。
2020/12/01
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第125回:サプライチェーン・レジリエンスの概念的フレームワーク
今回紹介する論文は、「サプライチェーン・レジリエンスの概念の理解」。「The International Journal of Logistics Management」という、物流やサプライチェーンなどに関する話題を扱う学術雑誌に2009年に掲載されたものである。本論文では、サプライチェーン・レジリエンスの概念的なフレームワークが示され、さらに今後研究が進められるべき6つの研究命題が提示されている。
2020/11/24
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第124回:企業のレジリエンスを評価するための枠組みの一例
今回紹介するのは、スペインのバレンシア工科大学にある「生産管理・生産技術研究センター(Production Management and Engineering Research Centre)」に所属する研究者2名によるレジリエンスの評価に関する論文。本論文では企業のレジリエンスを、脆弱性、適応する能力、復旧する能力の関数として表現している。
2020/11/17