2022/01/05
2022年1月号 レジリエンスとオールハザードBCP
企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】1月号

コロナ禍の収束はいまだみえませんが、首都直下地震、南海トラフ地震、富士山噴火といった巨大災害への備えを真剣に考えるべきときにきています。頻発する地震はそれらの前兆ではないにしろ、近い将来必ず襲ってくる危機への警鐘と受け止め、企業はいまこそ自社のBCP・BCMを見直したいところです。

2022年年頭のインタビューは防災科学技術研究所の林春男理事長に登場いただき、昨年の災害を振り返りながら、日本社会の課題と企業が果たすべき役割、取り組みの方向性を語ってもらいました。すべての企業がレジリエンスに向けて手を打たなければこれからの危機を乗り越えられないという言葉は印象的で、BCP・BCMはまさに時代の要求といえそうです。
事例紹介においても、巨大災害に備えるライフライン企業と自治体の取り組みをピックアップ。情報収集・共有手段の多重化や組織をまたいだ連携によって重要機能に余力を持たせるとともに、実際にその体制を動かせるかどうかを確認して常にアップデートする姿には、学べる点が数多くあるでしょう。
2022年1月号 レジリエンスとオールハザードBCPの他の記事
- 強さを増す脅威に企業はどう立ち向かうか
- レジリエンスとオールハザードBCP
おすすめ記事
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/09
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方