群馬県は9日、前橋市内の養豚農場で家畜伝染病の「豚熱(CSF)」が発生したと発表した。県はこの農場が飼育している約460頭の殺処分を始めた。国内では、4月に同市内で発生したのに続き今年5例目。
 発表によると、農場から8日午前、「死ぬ豚の数が増えている」と通報があった。同日午後、県の検査で計9頭が陽性と判定され、9日の国の検査で感染が確定した。同市では今年に入り4回目の発生となる。 

(ニュース提供元:時事通信社)