2015/03/26
防災・危機管理ニュース
ロックフェラー財団が展開する気候変動対策イニシアチブの「ACCCRN(Asian Cities Climate Change Resilience Network:アジア都市気候変動レジリエンスネットワーク)」は2月12日、国際人道支援NGOのマーシーコー(Mercy Corp)と共に、ACCCRNの延長として新たに会員ベースの地域ネットワークを設立すると発表した。今後はマーシーコーが中心となり、気候変動問題に取り組む国家、地域、ローカルレベルの専門家らを束ねていく。
ACCCRNは2008年に設立。バングラデシュ、インド、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムなどで、急速に成長する各都市の災害対策キャパシティ強化に取り組んできており、すでに50以上の都市が加盟している。 マーシーコーは、米国オレゴン州に本部を置く、国際人道支援のNGO。これまでNYテロ事件、ハリケーンカトリーナ、四川大地震などで子どもへの心理社会的支援を実施。2009年以降、インドネシアの洪水や、その他の環境課題が生じやすいバンダールランプン、スマランという2つの都市において、政府や地域のリーダーらと共に災害対策の強化に取り組み、ACCCRNの活動を率いてきた。
アジアの新興国では、人口爆発と急速な経済成長に伴う都市化と、気候変動適応に向けたインフラ整備などレジリエンス向上が大きな課題となっており、都市のサステナビリティが主要なトピックとして注目を浴びつつある。今回新たに開始したネットワークは、会員ベースのプラットフォームとして、都市の気候変動レジリエンス推進に関心を持つ個人や組織なら誰でも加入可能となっている。
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