2025/07/28
防災・危機管理ニュース
沖縄本島の東海上にあった熱帯低気圧は27日夜に最大風速が台風の基準である最大風速約17メートルを上回り、再び台風8号となった。28日午後は沖縄本島付近にあり、29日は西へ進んで30日に中国大陸に上陸する見込み。気象庁は沖縄と奄美地方では大雨や強風、高波に注意するよう呼び掛けた。
沖縄・大東島地方には雨雲がかかり続け、南大東島では28日午前10時半までの72時間雨量が527.5ミリ、北大東島では午前9時半までの同雨量が477.5ミリに上り、いずれも観測史上最多記録を更新した。
8号は28日午後3時、那覇市の東北東約80キロの海上をゆっくりと北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートル。北東側500キロ以内と南西側165キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
一方、大型で強い台風9号は小笠原諸島の東海上を北上した。31日まで同諸島近海にとどまった後、8月2日には関東沖に進む恐れがある。
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 台風
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/22
-
「想定外」を乗り越える力コカ・コーラ ボトラーズジャパンが挑む、危機管理の再構築
コカ・コーラ社製品の製造、販売、自動販売機のオペレーションなどを手掛ける、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、2024年の能登半島地震を機に、危機管理体制の再強化に乗り出している。直接的な被害は免れたものの、系列他社の被災や支援要請の集中を通じて、情報伝達や意思決定、業務の優先順位といった多くの課題が顕在化した。同社は今、グローバル基準の危機対応フレーム「IMCR」の再徹底を軸に、全社一丸の再構築に踏み出している。
2025/07/21
-
-
-
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方