2025/10/13
防災・危機管理ニュース
強い台風23号は13日午前7時ごろに伊豆諸島・青ケ島付近を通過し、東北東へ進んだ。同諸島では風雨が強まり、八丈島で激しい雨が降った。気象庁は引き続き昼前にかけ、暴風や高波、大雨に厳重に警戒するよう呼び掛けた。
八丈島では午前6時40分すぎまでの1時間雨量が44.0ミリ、同9時20分までの12時間雨量は127.5ミリとなった。同6時15分には八丈島空港で最大瞬間風速42.7メートルを観測した。
23号は台風22号ほど勢力が強くないものの、似たコースを進んだ。八丈島では22号が9日早朝に接近して多数の家屋が損壊し、断水や停電が広域で続いている。23号は13日夜以降は関東の東方海上へ遠ざかる見込み。
23号は午前9時、八丈島の東南東約50キロの海上を時速35キロで東北東へ進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートル。南東側95キロ以内と北西側75キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、南東側330キロ以内と北西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 台風23号
防災・危機管理ニュースの他の記事
- 台風23号、伊豆諸島・青ケ島付近通過=暴風大雨に厳重警戒―気象庁
- 銃撃で4人死亡=米南部
- 揺らぐ秩序、G20の行方は=世界経済の展望、識者に聞く
- 「並ばない万博」実現できず=混雑対策に課題
- 弾薬工場爆発、死者16人か=生存可能性低いとの見方―米南部
おすすめ記事
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/07
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
-
-
-
-
-
カムチャツカ半島地震 津波対応振り返り【専門家】
7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波が日本列島に到達。広い範囲で津波警報が発表されました。突然の警報に戸惑った企業も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震では、短時間でより大きな津波が襲います。教訓として残ったものは何か。企業の振り返りと専門家へのインタビューを通じ、津波対策の課題と改善点を探ります。
2025/09/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方