2025/12/07
防災・危機管理ニュース
【北京時事】中国メディアによると、福建海事局などは6日、台湾海峡南部の「台湾浅堆」海域で初めて救難訓練を行った。最近活発化している中国軍艦艇の動きと関連している可能性があり、「台湾は中国の一部」との主張を内外に印象付ける狙いもあるとみられる。中国の戦闘機が航空自衛隊の戦闘機にレーダーを照射したのと同じ日だ。
台湾浅堆は豊かな漁場として知られる。しかし台湾側によると、近年は中国船による海砂の違法採取が相次ぎ、漁場が荒らされている。この海域で中国当局の活動が増えれば、台湾側とのトラブルが起きかねない。
中国メディアはサイトに、2隻がタンカーのような船舶に放水している写真などを掲載した。中国公船が同日、台湾浅堆のほか、台湾海峡中部や、船舶の往来が多かったり事故が多発したりしているエリアでパトロールも実施したと伝えた。
ロイター通信は4日、中国海軍と中国海警局の多数の艦船が、黄海南部から東シナ海を経て南シナ海に至る海域や太平洋に展開していると報じている。一時100隻以上がそろったというが、中国軍は7日時点で一切公表していない。
中国軍が台湾侵攻に踏み切るのは、現時点ではハードルが高いとされる。ただ、軍事専門家の間では、貨物船の臨検などを通じて事実上の海上封鎖を行う可能性は十分あると指摘されている。
〔写真説明〕中国広東省の塩田港に停泊する海事局の船(右)=2020年9月(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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