2020/02/27
事例から学ぶ

写真:ロイター/アフロ
愛知県江南市にある三菱UFJ銀行江南支店で、勤務する行員1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明した。同行によると、行員は男性で2月25日に仕事を終えた後、発熱などの症状を訴え病院で受診し、26日に新型コロナウイルスへの感染が確認されたという。江南支店では、支店内で働く行員約40人のうち濃厚接触の可能性のある行員約10人に対し、自宅待機を命じるとともに、支店内やATMの消毒作業を行い、また、名古屋本部から10人の代替要員を即座に支店に送り込み、本日27日午前9時から通常通り営業をしているという。
対策本部を設置し、さまざまなシチュエーションを想定していた
同行の広報担当者は「今回の新型コロナウイルス対策として、以前から頭取をトップとする対策本部体制を立ち上げており、お客様の安全を守るため、関係機関と連携しながらさまざまなシチュエーションを想定し危機管理体制を高めてきた」と業務継続できた理由を説明する。
新型インフルエンザでも神戸市三宮支店で行員が感染
実は、同行では10年前2009年のH1N1新型インフルエンザ流行時も国内初の感染者が発表されたわずか数日後の5月18日に神戸市の三宮支店で行員が感染していることが判明し、同支店と三宮支社に勤務する70人のうち幹部以外の約60人を自宅待機させ、代替行員を派遣して通常業務を継続させた経験がある。
ある銀行関係者によれば「銀行の場合、各支店が行う業務はどこもほぼ同じで、仕事内容を知って経験さえあれば、ある程度の業務は別の支店でもできなくはない」というが、それにしても、突然指定された支店で即仕事を引き継いで業務を行うことは楽ではないはずだ。
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