経団連は20日、2026年春闘で経営側指針となる「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」を発表した。基本給を底上げする「ベースアップ」(ベア)を「賃金交渉のスタンダード(標準)」と位置付け、賃上げに向けたモメンタム(勢い)の「さらなる定着」へ先導役を果たすと強調した。
 報告では、物価高が進む中、働き手の生活水準維持と人材の確保・定着を図る観点から、ベアの実施検討が「重要な柱」になると指摘。貢献度に応じた重点配分や、全社員への定額支給により若年層の賃上げ率を高くするといった案も示した。 
〔写真説明〕2026年春闘の経営側指針について記者会見する経団連の長沢仁志副会長=20日午後、東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)