2026/07/15
防災・危機管理ニュース
政府は人工知能(AI)政策の指針となる「AI基本計画」の改定を14日に閣議決定した。最先端のAIモデル「クロード・ミュトス」などを念頭に「高性能AIがもたらす深刻なリスクへの対応のため、サイバー対処能力を不断に強化する」と明記した。
基本計画は昨年12月に初めて策定したが、急速な技術革新を踏まえ、約半年で見直した。新たな計画では、AIの能力向上を踏まえてサイバー攻撃の危険性が高まっていると指摘。外国政府機関や開発企業との連携を進めるとともに、政府の専門機関「AIセーフティ・インスティテュート(AISI)」の機能を抜本的に強化すると打ち出した。
AIについて「特定の国や企業への過度な依存を避ける」必要性を強調。「AI主権」の確立を目指すとして、「日本の課題を解決するAI」を独自に研究開発することを掲げた。
利活用面では専門的な領域に特化した「バーティカルAI」や、ロボットなどを動かす「フィジカルAI」に重点を置いた。AIを前提に業務の在り方を見直す「AIトランスフォーメーション(AX)」を進める方針も示した。
〔写真説明〕首相官邸に入る高市早苗首相=15日、東京・永田町
(ニュース提供元:時事通信社)

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