2026/03/12
防災・危機管理ニュース
【カイロ時事】レバノン情報省は12日、イスラム教シーア派組織ヒズボラへの軍事作戦としてイスラエルが攻勢を強めた2日以降、レバノン側の死者が子供98人を含む計687人に上ったと発表した。中東の衛星テレビ局アルジャジーラが伝えた。イスラエルのカッツ国防相は12日、作戦拡大を軍に指示したと述べた。イスラエルのレバノンへの攻撃は一段と激しさを増し、犠牲者は増加の一途だ。
AFP通信によれば、ヒズボラは11日、「数十のレバノンの市や町などへの犯罪的な侵略に対応するため」、イスラエル北部への新たな攻撃を開始したと発表した。ヒズボラを支援するイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は12日未明、イスラエルの商都テルアビブの軍事施設など50以上の標的に対し、ヒズボラとの共同作戦を始めたと明らかにした。
一方、イスラエル軍はレバノン南部の住民に退避を勧告し、一部地域に部隊を進めた。また、レバノン各地で空爆を続行。保健省は12日、イスラエルの攻撃で首都ベイルート中心部で7人が死亡したと発表した。
レバノンではイスラエルの相次ぐ攻撃で避難民が急増。国連のフレッチャー事務次長(人道問題担当)は11日、「レバノンの人道危機が驚くべき速度で深刻化している」と警鐘を鳴らした。
〔写真説明〕11日、イスラエル軍による空爆を受け、レバノンの首都ベイルート南郊で立ち上る煙(AFP時事)
〔写真説明〕8日、レバノン東部の村で行われた葬儀(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


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