ウクライナの首都キーウなどで14日夜から15日未明にかけて、ロシア軍による大規模攻撃があり、少なくとも10人が死亡した。ウクライナ非常事態庁がSNSで明らかにした。11世紀に建立されたキーウの世界遺産ペチェルスカヤ大修道院も被害を受け、火災が発生した。
 同庁によれば、キーウでは5人が死亡、34人が負傷した。東部ハルキウ州では火災現場が攻撃され、活動中の救助隊員ら5人が犠牲になった。
 ウクライナのシビハ外相は15日、大修道院の火災について、ロシア側が「故意に損傷させた」とSNSで非難。国際社会に「断固たる対応」を呼び掛けた。一方、ロシア国防省は、被害は米国製防空システム「パトリオット」によるものだと主張した。ウクライナ正教会によると、古くから伝わるイコン(聖像画)などは無事だという。 
〔写真説明〕15日、キーウで、ロシアの攻撃を受け火煙が上がるペチェルスカヤ大修道院(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)