2026/03/25
防災・危機管理ニュース
環境省は、再生プラスチックを用いて製造された自動車を第三者が認証する制度の検討に乗り出す。欧州連合(EU)では、新車部品に用いる再生材の段階的な義務化が見込まれており、国内の需要喚起や国際競争力の強化につなげる。2028年度にも試験運用の開始を目指す。
再生プラはバンパーやダッシュボードといった部品に使うことを想定。新たな制度では、使用された素材が再生材であることを確認した上で、その割合に応じて認証する方向だ。26年度末までに業界団体や学識経験者を交えた会議で詳細を詰める。
EU域内では、新車製造で再生材の利用を義務付ける規則が26年に適用される見通し。規則は再生プラの使用率を6年後に15%、10年後に25%と、段階的に強化する。
これに対し、国内では現在、自動車部品に再生プラはほとんど使用されていない。環境省はEUの動きに国内メーカーが対応できるよう、31~35年に国内で生産される新型車の再生プラ使用率「15%以上」との目標を掲げている。
再生材を利用した場合、コストが高くなることが見込まれるため、国がお墨付きを与えることで、品質と安全性を担保したい考えだ。試験運用の結果を踏まえ、本格的な運用に移行し、将来的にはEUなどと相互認定できる仕組みを目指す。
〔写真説明〕環境省=東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/24
-
-
-
-
-
火事・水害の被災設備に復旧という選択肢
災害復旧専門サービスのベルフォアジャパンは昨年、独自営業による顧客開拓に乗り出しました。これまでは共同出資者の東京海上日動火災保険を窓口としてきましたが、体制変更を機に直接の市場アプローチを開始。BCPの実効性を確保する手段として自社のサービスを訴求する考えです。代表取締役社長の加藤道久氏に今後の市場戦略を聞きました。
2026/03/18
-
-
-
余計な情報をつながない安否確認システム
安否確認システム「オクレンジャー」は2006 年に提供を開始したサービス。災害時の初動に欠かせないアプリとして広く認知され、累計ユーザー数260 万を突破した。開発元のパスカルは地域のSIerとして、防災分野以外でもビジネスの高度化に貢献する。社長の井上隆氏に、創業以来の事業コンセプトと今後の展望を聞いた。
2026/03/11







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方