【サンパウロ時事】カリブ海の島国キューバの港に3月31日、原油約10万トンを積んだロシアのタンカーが到着した。米国が禁輸措置に踏み切った1月以降、キューバが原油を輸入したのは初めて。米国は人道目的の供給は認める方針で、燃料不足による大規模停電の頻発など危機的な状況が緩和される可能性がある。
 タンカーが到着したのは北部マタンサス港。デラオレビ・エネルギー鉱業相はX(旧ツイッター)で「直面する複雑なエネルギー事情の中で貴重な物資が届いた」とロシアに謝意を表明した。キューバは原油需要の約6割を輸入に依存しているとされる。 
〔写真説明〕3月31日、キューバ北部のマタンサス港に到着したロシアの原油タンカー(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)