長野県北部で4月18日に相次いだ最大震度5強の地震(マグニチュード=M5.0)と同5弱の地震(M5.1)は、近くにある「糸魚川―静岡構造線断層帯」が活動して起きたのではないとの見解を、政府の地震調査委員会の小原一成委員長(東京大名誉教授)が15日までに明らかにした。
 小原委員長は月例会合後の14日夜に記者会見し、二つの地震は断層が横にずれて発生したのに対し、近くにある同断層帯の北部区間(長野県小谷村―安曇野市)は上下にずれる逆断層型だと指摘。距離もやや離れており、「断層帯の活動とは考えにくい」と話した。
 北部区間近くでは、昨年4月18日にも最大震度5弱の地震(M5.1)が断層の横ずれで起きた。 

(ニュース提供元:時事通信社)