2026/04/24
防災・危機管理ニュース
電気事業連合会の森望会長(関西電力社長)は23日、時事通信のインタビューに応じ、中東情勢悪化に伴う発電用燃料の高騰の影響について「本格的には7月や8月の電気料金に出てくる可能性がある」との認識を示した。節電要請に関しては「電力需給の逼迫(ひっぱく)が起こることはなく、お願いする必要はない」と述べた。
森氏は、火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の調達に関し、ホルムズ海峡経由の割合は日本の輸入量の6%程度にとどまると指摘。「多角化はこれまで進めてきており、大きな影響の回避につながっている」と強調した。今後については調達先の多角化や契約の工夫などを通じ、業界全体でリスク分散に取り組む考えを示した。
政府は3月、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向け、東京都小笠原村に南鳥島での文献調査実施を申し入れた。森氏は、政府が地元から請願を受ける形でなく、初めて主体的に申し入れをした点を評価。「この方式も活用しながら進めることは非常に意義がある」と述べた。
中部電力の浜岡原発(静岡県)を巡るデータ不正問題に関しては「信頼回復に向け、電事連と各社がしっかりやっていくしかない」と語った。
〔写真説明〕インタビューに答える電気事業連合会の森望会長(関西電力社長)=23日、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/09/07
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/01
-
-
暗黙知を形式知へ、10年の徹底改善が生きた
熊本市の工務店・新産住拓株式会社(小山英文社長)は、2016年の熊本地震や近年相次ぐ豪雨災害を通じて災害対応を磨き上げてきた。発生当日は、約3割の社員が定休日で社長も不在という条件下にもかかわらず、地震発生から50分で社員の安否確認をおおむね完了し、2時間後にはホームページや顧客専用サイトで被害受付を開始した。
2026/08/24
-
-
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方