【シリコンバレー時事】対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIは23日、新たなAI基盤モデル「GPT5.5」を公開した。利用者の意図を理解する能力に優れ、AIが人間の作業を自律的に代行する「エージェント型」のプログラミングなどで性能が向上しているという。AIの悪用対策も強化した。
 同日から、チャットGPTなどの有料利用者向けに提供を開始した。文書の作成や情報の検索、科学研究などでも優れた性能を発揮するという。複数の指標で競合する米グーグルの「ジェミニ」や米AI新興アンソロピックの「クロード・オーパス」の最新版を上回ったとしている。
 アンソロピックが開発し、今月限定公開した「クロード・ミュトス」はソフトウエアの弱点を発見する能力にたけており、AIのサイバー攻撃への悪用懸念が高まっている。「5.5」はより厳格なテストを追加した他、悪用の試みに対する防護策も強化し、これまでで最も安全対策を高めたモデルだとしている。 
〔写真説明〕米オープンAIのロゴマーク

(ニュース提供元:時事通信社)