2026/05/28
防災・危機管理ニュース
ロシアを訪問中の経済産業省や外務省の幹部が27日、モスクワの日本大使館で記者会見し、訪ロの趣旨について説明した。経産省の荒井勝喜通商政策局長と外務省の石川誠己欧州局審議官がモスクワでロシア政府関係者らと面会。ウクライナへ侵攻したロシアに進出している日本企業の資産保全が目的だとし、ビジネス環境を巡る意見交換を行ったという。
経産省通商政策局の石井秀彦ロシア・中央アジア・コーカサス室長によると、面会は26、27の両日行われ、一部には日本企業も参加した。ロシア側からは経済発展省と産業貿易省の担当者のほか、経済団体の関係者が出席した。
面会では、日本企業がロシアに有する土地や施設の保全、ロシアからの送金制限緩和などの要望が議題に上ったという。石井氏は、ロシア側の対応について「真摯(しんし)に話を聞いてくれた」と説明。今後もやりとりを続けることで一致した。
日ロの経済協力は、2022年のウクライナ侵攻後に大きく停滞。石井氏によると、在ロシアの日本企業は侵攻前の約3分の2に減少したが、現在も100社以上が拠点を持つ。ただ今回、日本の大手商社が権益を持つロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」など個別の事案は協議しなかったとしている。
〔写真説明〕モスクワにあるロシア経済発展省の外観(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- ロシア
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
困難な工場のサイバーセキュリティ強化机上訓練で隠れていた現場力を発掘(参天製薬)
製造業にとって最も避けたい、売上に直結するサイバー攻撃による工場の稼働停止。しかし、セキュリティ対策の導入は工場ならではの困難があり、簡単にはいかない。参天製薬(大阪市北区、伊藤 毅代表取締役社長)は、サプライアーのランサムウェア感染をきっかけに、2017年から国内外の工場のサイバーセキュリティ対策を強化。工場との対話を重ね、着実に進めている。
2026/07/10
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/07
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
-
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方