【カイロ時事】イスラエル軍は27日、レバノン南部の広い地域に退避勧告を出し、対イスラエル国境から約40キロ離れたザハラニ川以北に移動するよう住民に求めた。軍はイスラム教シーア派組織ヒズボラが停戦違反を繰り返していると主張。「強力な武力」で対応すると警告した。
 軍は、国境からザハラニ川までの地域は「全て戦闘地域と見なす」と強調した。ロイター通信などによると、避難対象地域はレバノン全体の約2割に当たる。同国メディアは、南部の各地で空爆が行われていると伝えた。ヒズボラはイスラエル軍に反撃していると発表した。
 イスラエルのネタニヤフ首相は26日、大規模部隊を展開し対ヒズボラ軍事作戦を拡大していると述べた。イスラエルとヒズボラの戦闘は4月17日の停戦発効後も続いている。 

(ニュース提供元:時事通信社)