金融庁は31日までに、ソニー生命保険に対して、保険業法に基づく立ち入り検査を実施する方針を決めた。同社は元社員による顧客からの金銭詐取など不祥事が相次いで発覚しており、早期の実態解明が必要だと判断した。
 金融庁は社員の管理体制が十分だったかどうか調べ、不備があれば行政処分も視野に入れているもようだ。
 ソニー生命は1月、元社員が投資で金を増やす名目で金銭を預かり、私的に流用していた事案が判明したと発表。親会社のソニーフィナンシャルグループ(FG)の未公開株に投資できるとかたって保険の解約を促し、返戻金の一部をだまし取る事案も明らかになった。ソニー生命は9月中旬をめどに被害調査の進捗(しんちょく)状況を公表する。 
〔写真説明〕ソニー生命保険の看板

(ニュース提供元:時事通信社)