中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の安全性に問題があるとして、周辺住民ら31人が3~5号機の運転差し止めなどを求めた訴訟の判決が27日、静岡地裁であった。平山馨裁判長は原告側の訴えを却下した。
 訴訟では、南海トラフ巨大地震の想定震源域に立地する同原発の安全性が争点だった。
 原告側は、津波が防波壁の高さを上回って同原発に浸水すれば、核燃料の冷却機能が失われ、周辺住民の生命や身体が危険にさらされると主張していた。
 原告側は東日本大震災後の2011年に提訴。原発の危険性などを巡り、審理が続いていた。 
〔写真説明〕中部電力浜岡原発3~5号機の運転差し止めを求めた訴訟の判決を受け、「不当判決」と書かれた紙などを掲げる原告側弁護団=27日午後、静岡市
〔写真説明〕中部電力浜岡原発=7月11日、静岡県御前崎市

(ニュース提供元:時事通信社)