2026/10/30
防災・危機管理ニュース
暗号資産(仮想通貨)交換事業で世界最大手のバイナンスは30日、サイバー攻撃を受け、約63億ドル(1兆円)相当の暗号資産が流出したと発表した。暗号資産の盗難被害としては過去最大。北朝鮮の精鋭ハッカー集団の関与も指摘されている。巨額流出を受け、暗号資産が軒並み下落した。
バイナンスは同日、顧客保護用の基金や自社資金を用いて「全ての損失を補償する」と発表。被害拡大を防ぐために入出金を一時停止し、約30億ドル相当の資産を凍結した。初期調査によると、開発・運用を担当するエンジニアのノートパソコンがハッキングされた可能性があるという。
米ブロックチェーン分析会社TRMラボは、北朝鮮の精鋭ハッカー集団「トレーダートレーター」による犯行だとの見方を示した。被害額は、2025年に発生した暗号資産交換業バイビットでの15億ドル流出の約4倍に上るとした。
米連邦捜査局(FBI)はバイビットのケースについてトレーダートレーターの犯行と断定しており、TRMは約20分で数十億ドルが引き出された点や、あらかじめ取得した署名を用いて一斉に実行する手口などが共通していると指摘した。
〔写真説明〕暗号資産(仮想通貨)交換事業の世界最大手バイナンスのロゴマーク(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
- 「副首都」推進本部を設置=藤井担当相「国の形変える改革」
- 京王電鉄、ランサムウエア攻撃で決算発表延期=業務に遅れ、12月上旬公表を予定=
- バイナンスから1兆円流出=暗号資産交換最大手、北朝鮮関与か
- AI向け電子部品に1兆円=今年度から5年間投資―村田製作所
- 求める施策「防災」最高37%=物価対策は7割、内閣府調査
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/10/27
-
個人情報漏えいはPHP修正で止まらない続発する不正アクセス
Webシステムからの個人情報漏えいが止まらない。企業規模を問わず、不正アクセスによる情報漏えいの公表が相次いでいる。さらに、Webシステムで広く利用されているプログラミング言語PHPの重大な欠陥が公表され、政府が修正対応を呼びかける事態にまで発展した。なぜ今、個人情報の漏えいが急増しているのか。10月7日にいち早く分析結果を公表したマクニカ・セキュリティ研究センターの瀬治山豊氏に話を聞いた。
2026/10/27
-
-
-
-
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方