日本製紙が、7月の熊本地震で被災した八代工場(熊本県八代市)について、紙・パルプの生産再開を断念する方針を固めたことが5日、分かった。再建には巨額の費用が必要なことから、生産再開は難しいと判断したとみられる。拠点としては維持し、社員の雇用も継続する方向で、施設の活用策の検討を進める。
 日本製紙は6日に2026年9月中間決算の発表を予定しており、瀬辺明社長が出席し、八代工場の今後について説明する予定だ。 
〔写真説明〕地震で倒壊した日本製紙八代工場の煙突=8月9日、熊本県八代市[小型無人機で撮影]

(ニュース提供元:時事通信社)