2016/06/22
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
ブロック塀は、机の上に置いた板チョコのように、板状で倒れる
まずはこのブロック塀の写真見てください。「うちの地域は安全です。地震はずっとありません」という地域の保育園で講演した際、隣にあったブロック塀です。

もうすでに崩れそうですね(汗)。
安全だと言われている所ほど、いつ倒れてもおかしくないブロック塀が放置されています。どの部分が危ないかわかりますか?
全国コンクリートブロック塀協会では、危険なブロック塀をまとめています。
http://www.jcba-jp.com/daijiten/c03/index.html
詳しくは上記をしっかり見ていただきたいのですが、さきほどの写真は、下の部分が崩れそうで危ないだけではないのです。協会も震度5で倒壊すると言っている、透かしがあるため、鉄筋が入らないブロック塀なのです。
下が石垣のブロック塀もよく見かけます。やはり、鉄筋が入らないので倒れやすいです。
その他にも震度5で倒れてきた大谷石。
万年塀といわれ、あちこちですでに斜めに傾いていることが多い塀。
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